幟旗と聞いて
のぼり旗と聞いて一番に思いつくのは皆さんどんなものですか? 私は一番に思いつくのはやっぱり薬品関係の幟です。これはうちの近所の薬屋さんとかドラッグストアやホームセンターなど、どこでも見かけるので一番印象にのこるのぼり旗です。
だいたいそういたものはその薬品のCMなどに出ているタレントがプリントされている事が多いような気がします。CM放送されていない薬の幟旗の場合は大きな文字で薬の名前が書かれてあります。タレントなどの写真を印刷しているものもインパクトがありますが文字だけのものはそれで結構インパクトがありますね。裏面も同じ文字が書かれているだけで特にその薬に関する説明などは書かれてありません。しかし昔からなじみのある薬なので説明なんかはいらないのです。ただ、この薬局にはこの薬が置いてありますよということがアピールできたらそれでいいのでしょう。これはこれでスゴイインパクトのある広告だなと思いますね。
元々、のぼり旗というものは大体同じサイズのものが多いのですが、それぞれ個性があって、見ていて面白いです。最近では長方形でないものとかもあるみたいですよ。創意工夫がみられるのも特徴ですよね。
これだけ沢山の幟旗があるとこれからどんなデザインのものが出てくるのか考えるだけで楽しみです。アッと驚くような斬新なものがでると面白いですね。
幟旗は日本独特
幟旗って日本独特な感じがして祭り気分を味わえますよね。よくあるのが大相撲なんかで力士の名前がはいったようなのぼりが立っているのが印象的ですよね。個人的には以前東京に行ったときにどこかの会場に大型幟がたっていて、ちょっと感動しました。迫力ありましたから。
そもそもこののぼり旗は魏の国のとき耶馬台国の地位保証の印に、称呂印綬を卑弥呼のために贈った戦うための旗だとされているそうです。なので、日本からのものではないんです。そして日本に入ってきたのはインドから宗教用の道具として入ってきたそうです。インドの方でも幟旗は使われていたんです。
まともに日本で使われるようになったのは幕末から明治にかけて 、ヨーロッパの旗の形式を取り入れて国事、軍事、船舶、 スポーツなどの分野に広まってきたそうです。こう考えるとのぼり旗にも古い歴史があるんですよね。
そして私にとっての幟旗は、地元ではないんですが、山口県にある山賊といううどんやがあるんですが、そこにある大型のぼりを見るとついつい浮かれてしまいます。というのも建物の作りが「千と千尋」に出てくるような古いつくりで、駐車場の前には何十本もの、幟が立っているんです。本当これぞ圧巻。って感じです。
とてもかわいらしい幟旗
のぼり旗といえば風になびいて、とてもかわいらしいものです。
一般的にお店とか、不動産の営業に使われています。新規オープンのお店の場合に、初めて来てくれるお客様にたいして、場所がわかるように目印として使っていることがあります。また、改装記念のイベントとか創業記念のイベントにからませて幟旗を設置することがあります。
実際ののぼり旗はとてもシンプルで、旗とポールのセットになっています。いまでは、数枚単位で購入できます。どのような業界にも対応できるようにデザインされています。だからわざわざ特注で作る必要がないのです。
しかし、他とは違った幟旗でアピールしたいと考えるなら、特注でつくってもらうしかないでしょう。コストと製作日数がかかりますが、集客効果が高くなることを期待して制作すると思います。
昔ののぼり旗は、とても派手なほうが目立っていましたが最近では景観に配慮して、アースカラーの落ち着いたトーンで作られているものもよく見かけます。原色だけのケバケバしいものよりもシックな感じで印象がよくなります。
僕が設置した幟旗には、公共機関から依頼されたものもありました。ある工事をするのに、周辺にもアピールをしてほしいということでねわざわざのぼり旗を支給してくれたのでした。
購入意欲を刺激する幟旗
のぼり旗って目立ちますよね。大きなものも小さなものもありますし。大きなものだと、バルーンについているものだったり、デパートから下がっているものだったり。あれはのぼり旗の一種じゃないのかな?目立つっていうのは、お店にとっては重要ですよね。何しろ集客力がありますから。
小さいものだと、インテリアっぽくって可愛いと思います。例えば、お菓子屋さんとかパン屋さん。小さい幟旗を使っているお店ってありますよね。例えば「ただいま焼きたて」とか。そういうのって人の目を引きますし、購入意欲を刺激すると思うんです。ちょっとした工夫で購入意欲を刺激するっていうのは、大きいと思いますよ。
形も色々ありますよね。ポピュラーなのは、長方形ののぼり旗だと思いますが、小さいものだとハート型だったり星型だったり。そういうポップなものもいいですよね。お店の雰囲気に合わせて変えるっていうのもいいと思いますし。
お菓子やパンに立ててあるのも、幟旗の一種だと思います。お誕生日の小さい旗。それをのぼり旗って言うのかは微妙なところですが、そういうものがあったほうが可愛さも増しますし。プレゼントなんかにもいいですよね。小さいと個人でも使う機会が増えますね。
風にたなびく幟旗
のぼり旗はとても効果的な宣伝方法のひとつだと思います。風にたなびくその姿には、思わず視線がいくのではないでしょうか。しかし、幟旗も、一歩使い方を誤ると、逆効果になる場合もあるようです。
例えば、のぼり旗を立てるときの間隔ですが、数が多ければ良いというわけではありません。あまり数が多く密集してしまうと、壁のようになって中が見えなくなってしまったり、ちょっと圧迫感を与えてしまったりということがおきてしまいます。そこで、もっとも良いとされるのは、1m80cm間隔で立てることだそうです。このくらいの間隔だと、車からでも見えやすいとされています。
また、幟旗の配色も重要な要素です。内容が違っても、同系色の色で揃えると、遠めから見ても、統一感が出てきれいです。あるいは、同系色の中に、一つだけ違う色の旗を立てると、それを目立たせる効果を出すことができます。また、内容は同じでも、配色を変えると、カラフルな感じになります。
このように、のぼり旗という日本独自の宣伝アイテムをどのように使うかというのは、頭の使いどころですね。効果的になるのもならないのも、使う側のアイディア一つだからです。旗の内容、配色、そして設置の仕方、一つ一つ、戦略的に立てたいものですね。
そば屋の幟旗
幟旗と言えば、お店や、大きなイベント会場や、お祭りなどでよく見かけられますね。普通の商店街などでもよく見かけるので、私たちの生活において見たことがない人は一人もいないのではないのでしょうか。そんなのぼり旗について忘れられない思い出が1つあります。
社会人になった間もない頃の話です。当時の私は仕事になじめず、業務での失敗を繰り返していました。毎日毎日、その繰り返しで辛い時代でした。朝早くから会社に出かけて、与えられたノルマを一生懸命にやっつけ、お昼休みもコンビニのパンとコーヒーで片付け、夜遅くまで残業をしていました。毎日がそんな事の連続で、本当に辛かったです。ある時、夜遅くまで残業をしたあと、ふと地下鉄の駅の近くに幟旗を見つけました。そののぼり旗が凄くカッコ良くて、ついつい釣られて、そのそば屋に入り、お酒をぐいと飲みました。それからは、少ないお小遣いをコツコツと貯めてそのそば屋に通いました。
しかし、何回かそのそば屋に通っていた時、会社の上司に見つかり、注意されました。仕事もまともに出来ないのに、何で飲んで居るんだと、びっくりするくらい怒られました。よく聞いてみると、その上司もよくこのそば屋によく来ているようで、勿論仕事を片づけた後の息抜きに通っているようでした。私は仕事を残したままだったので、怒られるのは仕方が無かったのですが、あまりのショックのため、そのそば屋ののぼり旗を見つめ、いつか出直してくると告げました。
社会人の一年目にはそれ以来、そのそば屋には通わなかったですけど、2年目以降は仕事の段取りもなんとなく身につき、時間の余裕もできたので、よくそのそば屋に通い続けました。ざるそばが美味しいこと、この上がないと思いました。そして、その前にいたわさなどの肴と一緒に飲む熱燗の染み渡るよう美味しさも忘れられません。そのような社会人に成り立ての頃の思いでの中で、最も、印象に残っているのが、そば屋の前に掛けてあった幟旗です。少し時代が経ったのか汚れているところも味があって、素晴らしいと思いました。今はその当時からかなり経ちましたが、そのそば屋には、今でも通っていて、いつものぼり旗が出迎えてくれます。
幟旗の生地について
幟旗って普段、何気なく目にしていますが、いつも見過ごしてまじまじと見ることは少ないですよね。
元来、のぼり(幟)とは旗竿で掲げた細長い旗のことで、古くは戦国時代に武将が戦場での目印として文字や紋を入れて使用したことが起源と言われています。現代では、神社や歌舞伎劇場、大相撲の興行での幟旗が代表格ですが、広く一般的に利用され、スーパーマーケット、商店街のみならず、店舗という店舗に掲げられています。また、公共の宣伝告知用としては交通安全啓蒙などに利用され、"街を歩けばのぼり旗"といった状況が広く認知されていることと思います。
屋外で、「周囲の人に広くお知らせしたい」といった内容であれば文字・イラストなどを問わず、幟旗を立ててしまえばその効果はすぐに発揮されます。店舗・企業の宣伝、営業品目・サービス内容の告知、営業時間やセールの案内等、様々な文字内容、デザインのものを見かけると思います。
実際ののぼり旗には様々な生地が使用されており、製作業者の方針や用途によって使い分けされています。一般に使用されている幟旗の生地については、天竺(てんじく)/綿、金巾(かなきん)/綿、ブロード/綿繊維、シャークスキン/綿、テトロンポンジ/化繊、テトロントロピカル/化繊等があります。これらの生地で作るのぼり旗の縫製は生地を適正サイズにカットし、竿(=ポール)を通すループ状の「チチ」を付けます。チチのない辺は、ほつれを防止するためにサービスで三つ巻きにし、ミシン縫製をします。
どうですか?幟旗についてわかっていただけたでしょうか?
幟旗のルーツ
のぼり旗というものについてちょっと興味をもったのでいろいろ調べてみましたが、この歴史は意外と古くて、平安時代くらいがルーツになるようなんですね。源平合戦の赤と白の旗指物なんかは原型にあたるんでしょうか。確かに敵味方の区別はつきやすいですよね。まあ、旗に類するものはもっと古くから大陸経由で伝わっていたんでしょうけど、有名になりだすのはこの頃くらいからみたいです。
室町時代から戦国時代にかけて幟旗もその家ごとのものができるようになり、いろんな家紋がつけられたオリジナリティーあふれるものがたくさん出てきたようです。よく時代劇とか大河ドラマで大将の本陣にあるおおきな旗なんかは、さまざまなサイズがあったことをあらわしていると思います。
主に戦いの小道具として使われていたのぼり旗は、江戸時代に入ってからは主に商人や歌舞伎の目印として使われるようになったようです。薬売りとかはよく手でもつ小型のタイプのものを持っていますよね。歌舞伎とか大相撲のものはかなり大きくて、実に派手派手だったようでして、現在でもそれはかわりません。
現在でも幟旗はデザインや材質はかわったものの、相手に情報を伝える手段としての使われ方はかわっておらず、時代を経たことによりますます使いやすく、大量につくられるようになっていきました。今では不動産屋さんやファミレス、お店関係ではほとんど見られるものになりましたし、交通安全や防犯のために設置されることも多くなりました。一度設置すればケアがほとんどいらないのも魅力なんでしょうね。